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中学受験に関する情報収集・分析、 学習プログラムの制作編集な
どてを行っているNTS教育研究所。 首都圏を中心に豊富なデータ
をもつ同社の北一成さんに、 首都圏および名古屋エリアの受験動
向について話を聞きました。
   
 
 

「愛知には、面倒見がよく、 真面目で努力派の学校が多い」
     
  首都圏は過去最高の受験者数、今後名古屋エリアにも波及

 

 
― 今年の中学入試は、首都圏で過去最高の受験者数を記録したそうですね。
2008年は小学校の卒業生数が前年より減少したため、受験生数もあまり増えないのではと推測されました。しかし、ふたを開けてみると、首都圏の中学受験率が初めて20%を突破(日能研推定)。首都圏では「5人に1人の小学生が中学受験に挑んでいる」ことになります。
― そこで気になるのが、今後の名古屋エリアの動向です。
愛知県は全国でも公立高校が強い(公立トップ高校の進学実績が良い)県。首都圏のように私学志向が強まるのは、むしろこれからと感じています。
昔からネームバリューの高かった人気校・有名校だけではなく、それに続く私学各校の教育内容や成果の向上が、より広く認知されれば、中学受験率も高まってくるはず。首都圏・関西圏に刺激され、名古屋エリアの入試状況が今後さらに活気づくことは間違いないと思います。また中学受験の動向には、少なからず景気も反映しますので、その点でも経済が堅調な名古屋エリアは、活性化に向かっていると思います。
NTS教育研究所の北さん。「学校を選ぶときは、なるべく多くの学校を見て回ってください。その分だけ、“見る目”が養われます」と話します。
NTS教育研究所の北さん。「学校を選ぶときは、なるべく
多くの学校を見て回ってください。その分だけ、“見る目”
が養われます」と話します。

 
競争がいい学校を生む 小学校生活は大切に

― 私学進学熱が高まることで、どんな影響がありますか?
首都圏や関西では、私学の工夫や成果が知られるようになると、公立校も刺激を受けて、相互が競い合って伸びていくケースがあります。各校が高め合う関係が広がれば、魅力的な学校が増え、学校選びの幅が広がることになります。
― 愛知県の私学の特徴は?
面倒見がよく、真面目で努力派の学校が多い印象。入りやすく、卒業までに生徒の学力を大きく伸ばしてくれる学校は要注目です。
― 一方で受験競争が過熱するあまり、マイナス面もあるようです。
例えば、小学校生活をないがしろにして受験勉強だけするようなことは明らかにマイナス。子どもの精神衛生上も、塾や受験勉強を離れ、学校でほかの子たちと触れ合う時間は大切です。よりよい教育のために受験するはずが、学校生活をおろそかにするのは本末転倒。保護者の方には、「何のために勉強するのか」という根本をもう一度考えてほしいですね。



どちらも首都圏の受験日の様子。
どちらも首都圏の受験日の様子。
どちらも首都圏の受験日の様子。
今年も多くの子どもたちが挑戦しました。

 
 
 
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